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第10号

業務用総合食器・厨房機器設備のお得情報 清水陶器店プラスワンニュース

年末年始の準備はOKですか?
焼き物の基礎知識 - 陶器と磁器の違いとは? -

年末年始の準備はOKですか?

新年を迎えて来店していただくお客様にお正月の気分を寿の飾りもので表してみてはいかがでしょうか。いつものお通しに水引友禅扇や水引祝丸鶴などをちょっと添えるだけで気分はグッとお正月の雰囲気になります。(お求めは担当者にお問合せ下さい。)

焼き物の基礎知識【その1】
〜陶器と磁器の違いとは?〜

陶 器 磁 器
指ではじいたときの音は? 濁音 金属製の清音
水を吸うか? 吸う(吸水性がある) 吸わない(吸水性が無い)
透けて見えるか? 見えない(透光性が無い) 見える(透光性がある)
焼く温度は? 1000℃~1280℃くらい 1250℃~1350℃くらい
色は? 有色 白色

陶器の素地は鉄分が含まれている粘土をベースに褐色・黄土色等の土味を生かした色合いをし、磁器はカリオンという鉄分の少ない白い粘土あるいは陶石を主に用い、長石・珪石を配合している。陶器と磁器とでは「焼き締まり」が違います。焼き締まるというのは、土の中の原料成分が反応して土の中にガラスができるということです。ガラスができることで、空気の穴ぼこ(気孔)が減って水を吸わなくなります。さらに、ガラスがたくさんできると光が透けて見えるようになってきます。磁器のほうが陶器よりも焼き締まっています。高い温度で焼くほど焼き締まりが進みます。そのため磁器には吸水性が無く透光性があり、陶器には吸水性があり透光性が無いということになります。また、焼き締まりが進むほど音の伝わり方が良くなり、指ではじいた音はキンキンと澄んだ感じになります。

参照:美濃焼の上手なつかいかた